建具にも外部建具(サッシ)と内部建具があります。
思いついたものを紹介、追記していこうと思います。
まずは、サッシから。
空調機器の効率にも影響する断熱性。断熱性能を決定するのは、ガラス面、枠の形状による隙間、枠の材質です。
サッシに求められる性能
採光や換気・排煙などの各種機能や、水密性、気密性、遮音性、断熱性、耐風圧性など各種性能が求められます。その中のいくつかは、JIS(日本工業規格)で性能の等級が規定されています。
遮音サッシ
音の通りにくさ、遮音性を向上させたもので、騒音の多い道路に面した建物の窓、音楽室の出入口などに用いられます。重量が重いものほど高くなるため、同じ面材なら厚みがあるものが遮音性があります。また、枠の形状による気密性の影響も受ける。
断熱サッシ
熱の伝わりにくさ、断熱性を向上させたものです。断熱性能は、面材(ガラス面)、枠の形状(隙間)、枠の材質の3要素で決定されます。
気密性の高いサッシにペアガラスを入れる、さらに枠材を樹脂などで熱絶縁するなど効果があります。
防犯サッシ
面格子や電気錠などのCP部品で防犯性を高めたサッシです。CPマークが付きますのでわかりやすいですね。
※CP部品とは、開口部などに用いられる防犯建築部品で、侵入までに5分以上の時間を要するなど、一定以上の防犯性能があると評価されたものを指す。